インペクションの費用の相場は5万円程度(参考)となります。インスペクションとは、既存住宅の建物状況調査のことを指し、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について専門家が行う調査のことです。
英単語としての「inspection」には「点検、検査、視察」といった意味があります。
インスペクションは、2018年4月1日の改正宅地建物取引業法の施行に伴い、不動産売買に取り入れられた制度です。
2018年4月1日以降、インスペクションの結果の概要が重要事項説明において説明されるようになりました。
ただし、売主にも、買主にもインスペクションを行わなければならない義務はありません。
インスペクションはあくまでも売主と買主の自由意思で行われるものであり、実施されていれば重要事項説明時に不動産会社が買主に対して説明を行うものになります。
建物 | 相場 | |
---|---|---|
マンション | 約5.0万円(税別) | |
戸建て | 約165平米未満 | 約5.0万円(税別) |
約165~250平米未満 | 約5.5万円(税別) | |
約250~500平米未満 | 約6.0万円(税別) |
マンションに関しては、面積によって差を設ける検査会社は少ないです。
戸建てに関しては、面積によって若干異なる金額設定を取っている検査会社が多くなっています。
ホームインスペクション大分では調査は2人で行います。
ホームインスペクション大分では、別の調査項目で(ホームインスペクション大分の費用)
1 基本調査 5.0円
2 床下調査 2.0円
3 小屋裏(天井裏) 1.0円
全ての項目を依頼した場合は 8.0万円(税別)です
既存住宅状況調査技術者は、既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士のことです。
既存住宅状況調査技術者は、インスペクターとも呼ばれます。
インスペクションの費用負担は、売主が実施すれば売主負担、買主が実施すれば買主負担ということです。
どちらが行っても構いませんが、売却前に買主が行う場合には売主の承諾が必要となります。
インスペクションの調査そのものは4時間で終わるのですが、インスペクターが手配されて、日程調整が終わるまでに3日程度かかります。
さらに、インスペクション実施後に報告書を受け取るまで3日程度(ホームインスペクション大分)必要です。
よって、インスペクションは依頼してから報告書受領までトータルで1週間くらいかかります。
インスペクションを実施したい方は、よりいっそう十分に時間の余裕をもってインスペクションを依頼するようにしてください。
インスペクションは、瑕疵(かし)を全て明らかにするものではないと認識しておくことが大切です。
インスペクションはあくまでも目視調査です。
「ちゃんと住み続けられるの?」「傷んでいる部分があるんじゃないの?」中古の家を買う時は、いろいろ不安なことがありますよね。ホームインスペクションで、家の状態をしっかりと知ってから購入を検討しましょう!
「物件がなかなか売れない」「買主さんに自信をもっておススメしたい」今までお住まいだった家を売るなら、すこしでも高く売りたいという気持ちもあると思います。ホームインスペクションで、物件の価値を確認しましょう!