中古一戸建てを購入?既存の擁壁は安全か確認を

コラム

ホームインスペクション大分から

ホームインスペクションの依頼を受けて調査をします、現場によってはの擁壁のある現場があります。インスペクションは住宅の診断ですが、擁壁の診断まではしませんが?お客様から、擁壁は大丈夫でしょうかと質問されることはあります。詳しい事は下記を参考にして下さい。宅地造成工事規制区域内で中古一戸建てを購入する場合、まずは「検査済証」の有無を確認しましょう。石積みなどの古い擁壁など、法律が施行される以前の昔の擁壁の中には確認申請をしていない場合もあるのです。また、もし既存の擁壁や排水施設が老朽化によって危険性が高いと、改善命令を受ける場合があります。そうなると認可を受けて工事をし直す必要がありますし、費用がかかります。そのため「検査済証」の確認だけでなく必ず現地へ行き、自らの目で見て、擁壁の状態を確認しましょう。その際もし不安を感じるようなら、将来的に工事が必要になる可能性も踏まえ、工事にいくらくらいかかるのか調べたほうがいいでしょう。そのほか購入後に増改築をするために切土や盛土をする場合も、新築一戸建て同様、工事の許可が必要になります。

石積みなどの古い擁壁



「ちゃんと住み続けられるの?」「傷んでいる部分があるんじゃないの?」中古の家を買う時は、いろいろ不安なことがありますよね。ホームインスペクションで、家の状態をしっかりと知ってから購入を検討しましょう!


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